終戦のローレライ

福井晴敏著の「終戦のローレライ」を読み終わりました。文庫本4冊、しかもそれぞれ厚みがありますので、読み応えがありました。
時代は第二次大戦末期。ドイツが日本に引き渡たした潜水艦には、謎のシステム「ローレライ」が搭載されていました。
魔法とも思える科学技術、「あるべき終戦の形」を探る軍上層部の思惑、そして日本への原爆投下計画…。
潜水艦の乗組員は状況に翻弄されながらも、必死に闘い、生きのびようとします。
テンポの良い潜水艦の戦闘アクション、登場人物たちがそれぞれに背負う重い過去、それに裏付けられた骨太のストーリーが、文庫本4冊という長さを感じさせない面白さに仕上がっています。
2005年に役所広司や妻夫木聡といった人気俳優で映画化されていますが、そちらはかなり原作を削っているということですので、未読の方は是非小説を読んでいただきたいです。

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