犀川・萌絵シリーズ

理系ミステリ作家として有名な森博嗣の代表作と言えば、 やはり「すべてがFになる」から始まる犀川・萌絵シリーズ(通称S&Mシリーズ)でしょう。
建築学科助教授の犀川創平と、彼の研究室に所属する学生であるお嬢様の西之園萌絵が事件に巻き込まれ(あるいは萌絵が首を突っ込み)、解決するという理系ミステリです。
トリックは理系らしく、情報学や工学を利用した、非常に理論的なものが多いです。
ですが、このシリーズ(あるいは森博嗣)の一番の特徴と言えば、独特な登場人物の思考描写でしょう。
哲学的かつ抽象的に描かれており、詩的といって良いような雰囲気を醸し出しています。
シリーズを通して描かれる犀川と萌絵の精神的な成長、そしてゆるやかな関係の変化が見所です。

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